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概要

報告書番号	keibi2025-1
発生年月日	2024年05月22日
事故等種類	施設等損傷
事故等名	貨物船JANGHO WIN漁船秀福丸漁具損傷
発生場所	愛媛県上島町高井神島北東方沖高井神島灯台から真方位054°4.3海里付近
管轄部署	広島事務所
人の死傷	負傷
船舶種類	貨物船:漁船
総トン数	500～1600t未満：5t未満
報告書（PDF）	公表
公表年月日	2025年01月30日
概要	貨物船JANGHO WINは、西南西進中、また、漁船秀福丸は、えい網しながら東進中、JANGHO WINと秀福丸の漁具とが接触して秀福丸の漁具が損傷した。
原因	本事故は、夜間、備後灘において、A船が西南西進中、B船がえい網しながら東進中、A船が、大きく避航動作をとらず、また、B船が避航動作をとらなかったため、両船が至近ですれ違い、A船とB船の船尾側から曳かれていた漁具とが接触したことにより発生した可能性があると考えられる。　船長Bが避航動作をとらなかったのは、ふだん、推薦航路に沿って航行する船舶がえい網中のB船を避けてくれており、本事故時もA船がB船及び漁具を避けて航行していくと思っていたことによるものと考えられる。
死傷者数	負傷：船長（漁船秀福丸）
勧告・意見
情報提供
動画（MP4）
備考

※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

報告書の本文中「3　分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。