報告書番号 | MA2024-3 |
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発生年月日 | 2023年08月19日 |
事故等種類 | 衝突(単) |
事故等名 | 旅客船三法師丸乗組員負傷(1件目の事故)旅客船篝火丸衝突(消波ブロッ ク)(2件目の事故) |
発生場所 | (1件目の事故) 岐阜県岐阜市長良橋上流側 長良福光四等三角点から真方位107°500m付近 (2件目の事故) 岐阜県岐阜市長良橋下流側 早田東四等三角点から真方位210°270m付近から真方位071°200m付近の間 |
管轄部署 | 横浜事務所 |
人の死傷 | 負傷 |
船舶種類 | 旅客船:旅客船 |
総トン数 | 5t未満:その他 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2024年03月28日 |
概要 | (1件目の事故) 旅客船三法師丸は、航行中、竿が折れて乗組員が負傷した。 (2件目の事故) 旅客船篝火丸は、航行中、長良川右岸の消波ブロックに衝突した。 篝火丸は、旅客2名が負傷し、柱等に破損が生じた。 |
原因 | (1件目の事故) 本事故は、A船が、強い東風を船尾方から受ける状況下、西進中、本件河原に接近しようと考えた船長Aの指示を受けた乗組員Aが竿を川下側にさしたため、強い東風及び水流により川下に流されていたA船の力が竿に掛かり同竿が折れたことにより発生したものと考えられる。 (2件目の事故) 本事故は、B船が、強い東風を船尾方から受ける状況下、西進中、船長Bが本件河原に避難しようと竿をさすなどしたものの本件河原に接近することができず、進路及び船体の姿勢が制御できないまま流されたため、長良橋と金華橋との間の右岸に接近し、同右岸に設置されていた消波ブロックに衝突したものと考えられる。 |
死傷者数 | 負傷:乗組員A(旅客船三法師丸)、旅客2人(旅客船篝火丸) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。