報告書番号 | MA2024-3 |
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発生年月日 | 2023年07月05日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | 漁船一富士丸漁船酒井丸衝突 |
発生場所 | 茨城県北茨城市大津漁港南方沖 大津港南防波堤A灯台から真方位173°3海里付近 |
管轄部署 | 横浜事務所 |
人の死傷 | 負傷 |
船舶種類 | 漁船:漁船 |
総トン数 | 5t未満:5t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2024年03月28日 |
概要 | 漁船一富士丸は、西進中、また、漁船酒井丸は、漂泊して揚網作業中、両船が衝突した。 酒井丸は、乗組員2人が軽傷を負い、船尾部外板の破口等を生じ、また、一富士丸は、球状船首に亀裂等を生じた。 |
原因 | 本事故は、大津漁港南方沖において、A船が船首浮上により船首方に死角を生じた状態で西進中、B船が漂泊して揚網作業中、船長Aが、船首方に認めたB船の南方には航行の支障となる他船はいないと思い、B船の南方に向けて航行したものの、魚群探知機やソナーの画面を見ることに集中し、不意に舵輪が動いてB船の船尾部に向かっていることに気付かずに航行を続け、また、船長Bが、接近する他船が揚網中の自船を避けると思い、漂泊を続けたため、両船が衝突したものと考えられる。 |
死傷者数 | 負傷:船長及び甲板員(漁船酒井丸) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。