JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2024-3
発生年月日 2023年03月12日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 引船鞍馬丸衝突(防波堤)
発生場所 茨城県常陸那珂港北ふ頭地区小船だまり南防波堤 東海日本原子力発電北防波堤灯台から真方位188°2.3海里付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 引船・押船
総トン数 200~500t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2024年03月28日
概要  引船鞍馬丸は、防波堤の至近で左旋回中、防波堤に衝突した。
 鞍馬丸は、右舷船尾部防舷材に凹損等を生じ、また、防波堤は、コンクリートに亀裂及び欠損等をそれぞれ生じた。
原因  本事故は、本船が小船だまりの南防波堤の至近で左旋回中、船長が、右舷船尾が南防波堤に接近しているのを認めた際、右舷機の推力を右舷正横方に向けて姿勢を戻そうと考えたものの、舵輪が左方に回り、両舷の前後進レバーが中立に戻っていない状態で右舷側の推進装置の出力を増加させたため、更に左旋回し、右舷船尾部が南防波堤に衝突したものと推定される。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。