報告書番号 | MA2023-10 |
---|---|
発生年月日 | 2023年02月26日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | 瀬渡船せいわ漁船雄幸丸衝突 |
発生場所 | 長崎県五島市多々良島西方沖 赤ハエ鼻灯台から真方位264°1,200m付近 |
管轄部署 | 長崎事務所 |
人の死傷 | |
船舶種類 | 瀬渡船:漁船 |
総トン数 | 5~20t未満:5t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2023年09月28日 |
概要 | 瀬渡船せいわは、南西進中、また、漁船雄幸丸は船首を北西方に向けて操業を行いながら錨泊中、両船が衝突した。 せいわは、左舷船首部外板に亀裂等を生じ、また、雄幸丸は、船首部の破損等を生じた。 |
原因 | 本事故は、多々良島西方沖において、A船が南西進中、B船が操業を行いながら錨泊中、船長Aが翌日以降の業務予定を確認しようとして、手元にある予定表に視線を移して航行を続けたため、船首方で錨泊しているB船に気付くのが遅れ、また、船長Bが、A船がB船の船首方又は船尾方を通過するものと思い込み、錨泊して操業を続けたため、両船が衝突したものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。