報告書番号 | MA2023-7 |
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発生年月日 | 2023年02月12日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | プレジャーボートことぶきⅡ漁船新生丸衝突 |
発生場所 | 長崎県西海市寄船埼北方沖(佐世保港第3区) 高後埼灯台から真方位101°1,540m付近 |
管轄部署 | 長崎事務所 |
人の死傷 | 負傷 |
船舶種類 | プレジャーボート:漁船 |
総トン数 | 5t未満:5t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2023年07月27日 |
概要 | プレジャーボートことぶきⅡは、東南東進中、また、漁船新生丸は、船首を西方に向けて漂泊中、両船が衝突した。 新生丸は、船長が負傷し、右舷船首部等の外板に破口を伴う擦過傷を生じ、また、ことぶきⅡは、船底部外板に擦過傷を生じた。 |
原因 | 本事故は、寄船埼北方沖において、A船が東南東進中、B船が船首を西方に向けて漂泊中、船長Aが、落ちた携帯電話を拾おうとして舵輪から手を離して立ち上がり、階段を1段降りて屈んだ姿勢で航行を続けたため、東方からの風波の影響で右方に流され、B船に向かう進路となり、また、船長Bが、B船のすぐ近くを航行する船舶はいないと思っていたため、操業を終えて帰航することとし、右舷前方を見たところ、B船に向かって接近してくるA船を至近に認め、海に飛び込んだ直後、両船が衝突したものと考えられる。 |
死傷者数 | 負傷:船長(漁船新生丸) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。