JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2022-4
発生年月日 2021年09月27日
事故等種類 衝突
事故等名 漁船203俊丸プレジャーボートMinmin衝突
発生場所 長崎県長崎市三重式見港 三重式見港三重南防波堤西灯台から真方位239°1,440m付近
管轄部署 長崎事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 漁船:プレジャーボート
総トン数 5~20t未満:5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2022年04月28日
概要  漁船203俊丸は、北東進中、また、プレジャーボートMinminは、南西進中、両船が衝突した。
 Minminは、船長及び同乗者4人が負傷し、左舷船首部外板に圧壊等を生じ、また、203俊丸は、左舷船首部外板の亀裂等を生じた。
原因  本事故は、夜間、三重式見港の本件切り通し付近において、A船が北東進中、B船が南西進中、甲板員Aが、本件切り通しの中央を航行することに意識を集中し、約17knの速力のまま本件切り通しに向けて航行を続けたため、前方から接近するB船に気付かず、また、船長Bが、A船のサーチライトのまぶしさでA船の動静が分からなかったものの、A船がB船に気付いて本件切り通しの外側で停止してくれると思い、本件切り通しに向けて航行を続けたため、前方からA船が接近していることに気付かず、両船が衝突したものと考えられる。
死傷者数 負傷:船長、同乗者4人(プレジャーボートMinmin)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。