報告書番号 | MA2019-6 |
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発生年月日 | 2019年03月27日 |
事故等種類 | 火災 |
事故等名 | 屋形船第十八濵田丸火災 |
発生場所 | 東京都足立区柳原の荒川右岸 小菅三等三角点から真方位176.5°1,140m付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | 負傷 |
船舶種類 | 旅客船 |
総トン数 | 20~100t未満 |
報告書(PDF) | 公表/説明資料 |
公表年月日 | 2019年06月27日 |
概要 | 屋形船第十八濵田丸は、船長1人が乗り組み、従業員3人を乗せ、東京都足立区柳原の荒川右岸にある船舶係留施設に係留中、平成31年3月27日16時50分ごろ、厨房から火災が発生した。 第十八濵田丸は、従業員1人が軽傷を負い、船体の焼損(全損)を生じた。 |
原因 | 本事故は、本船が本件桟橋に係留中、夜間営業の準備を行っていた際、本件鍋で食材を素揚げした後の本件油が本件コンロで加熱され続けたため、本件油が着火温度に達し、発火した火炎が厨房から本船船首方に延焼したことにより発生したものと考えられる。 本件鍋で食材を素揚げした後の本件油が本件コンロで加熱され続けたのは、従業員Aが、本件コンロでの調理終了後、眠気を感じて休憩を早くとりたいと思い、また、本件コンロの火炎が本件鍋で、ガス操作コックが簡易調理台でそれぞれ隠れていたことから、本件コンロの火を消すことに意識が向かず、厨房から離れたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | 負傷:従業員 |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 | 関係団体等への周知協力依頼 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。