
| 報告書番号 | RA2020-3-2 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2019年06月28日 |
| 区分 | 鉄道 |
| 発生場所 | 上越線 渋川駅~敷島駅間(複線)[群馬県渋川市]大宮駅起点98k246m付近 |
| 事業者区分 | JR |
| 事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 (法人番号 9011001029597) |
| 事故等種類 | 列車脱線事故 |
| 踏切区分 | |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 都道府県 | 群馬県 |
| 報告書(PDF) | 公表/説明資料 |
| 公表年月日 | 2020年07月30日 |
| 概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の上越線高崎駅発水上駅行き4両編成の第757M列車は、令和元年6月28日(金)、渋川駅を定刻(22時51分)に出発した。 列車の運転士は、渋川駅~敷島駅間を速度約76km/hで運転中、前方の線路上に倒木を発見したため、直ちに非常ブレーキを操作したが、線路内に流入していた倒木を含む土砂等に衝突して停止した。 列車は、1両目の前台車第1軸が左側に脱線した。 列車には、乗客約80名及び乗務員2名(運転士、車掌)が乗車し、乗客1名が負傷した。 |
| 原因 | 本事故は、鉄道沿線の斜面が崩壊したため、線路内に流入した倒木を含む土砂等に本件列車が衝突したことにより脱線したものと推定される。 斜面が崩壊したことについては、崩壊した斜面上部に敷設されている水路内に落ち葉等が堆積していたことから、同水路の通水機能に支障が生じ、この付近から溢れた水が同斜面へ集中的に流れ込んだため、斜面表土の含水量が多くなって同斜面が不安定な状態になったことにより発生した可能性が考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1名(乗客) |
| 勧告・意見(建議) | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |