報告書番号 | RA2017-8-1 |
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発生年月日 | 2017年07月09日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 三河線 猿投駅構内(単線)[愛知県豊田市]平戸橋1号踏切道(第1種踏切道:遮断機及び警報機あり) |
事業者区分 | 大手民鉄 |
事業者名 | 名古屋鉄道株式会社 (法人番号 8180001031837) |
事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 負傷 |
都道府県 | 愛知県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2017年11月30日 |
概要 | 名古屋鉄道株式会社の三河線知立駅発猿投駅行きの下り第2063列車は、平成29年7月9日(日)、平戸橋駅を定刻(20時53分)に出発した。列車の運転士は、速度約45km/hで惰行運転中、平戸橋1号踏切道に差し掛かる直前に右側(以下、前後左右は列車の進行方向を基準とする。)から同踏切道内に進入してきた普通自動車を認め、直ちに非常ブレーキを使用したが、列車は同自動車と衝突した。 列車は、先頭車両前台車第2軸が左へ脱線し、その後の走行により、復線した。 この事故により、同自動車の運転者が軽傷を負った。 |
原因 | 本事故は、列車の接近により平戸橋1号踏切道の踏切遮断機及び踏切警報機が動作している状況において、普通自動車の運転者が同踏切道の警報の動作に気付かず、一時停止をしないまま列車の通過直前に同踏切道内に進入したことにより、列車が自動車と衝突して脱線したものと考えられる。 普通自動車の運転者が同踏切道の警報の動作に気付かずに同踏切道内に進入したことについては、カーナビゲーションの地図表示を操作しながら運転していたこと及び自動車の窓を閉めきった状態で音楽を大きな音量で聞いていたことが関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | 負傷:1名(普通自動車運転者) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |