
| 報告書番号 | RA2009-8-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2009年03月30日 |
| 区分 | 鉄道 |
| 発生場所 | 八戸臨海鉄道線 北沼駅~八戸貨物駅間(単線)[青森県八戸市]市川通り1号踏切道(第3種踏切道) |
| 事業者区分 | 貨物鉄道 |
| 事業者名 | 八戸臨海鉄道株式会社 |
| 事故等種類 | 踏切障害事故 |
| 踏切区分 | 第3種踏切道 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 都道府県 | 青森県 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2009年10月30日 |
| 概要 | 八戸臨海鉄道株式会社の八戸臨海鉄道線八戸貨物駅発北沼駅行き10両編成(機関車1両及び貨車9両)の下り第13列車は、運転士及び列車防護にあたる係員が乗務し、平成21年3月30日(月)、八戸貨物駅を定刻(10時10分)に出発した。列車の運転士は、速度約20km/hで運転中、前方(前後は列車進行方向を基準とする。)の市川通り1号踏切道を渡って県道19号線を左折しようとした事業用普通乗合自動車が、一旦停止をせずにそのまま本件踏切に入ってきたため、直ちに非常ブレーキを使用するとともに気笛を吹鳴したが間に合わず、列車は同乗合自動車に衝突した。列車は同乗合自動車を押したまま約9m走行して、停止した。 列車の乗務員には、死傷者はなかったが、同乗合自動車の乗客6名全員が重軽傷を負った。 列車の機関車は、衝突により標識灯、連結装置等が損傷した。同乗合自動車には車体左中央部等の陥没等が生じた。なお、火災の発生はなかった。 |
| 原因 | 本事故は、踏切警報機が正常に作動していたにもかかわらず、バス運転者が本件踏切の直前で停止せずに、右を見ながら本件バスを本件踏切に進入させたことにより、本件バスの左から走行してきた本件列車がこれに衝突したものと推定される。 |
| 死傷者数 | 負傷:6名(事業用普通乗合自動車乗客) |
| 勧告・意見(建議) | |
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| 備考 |