報告書番号 | RA2008-5-2 |
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発生年月日 | 2007年08月15日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 日豊線 佐土原駅~日向新富駅間(単線)[宮崎県宮崎市]原踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 九州旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 踏切障害事故 |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
都道府県 | 宮崎県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2008年04月25日 |
概要 | 九州旅客鉄道株式会社の宮崎空港駅発別府駅行き上り特急電第5024M列車(特急にちりん24号、3両編成)は、平成19年8月15日(水)、佐土原駅を定刻(17時40分)から約1分遅れて出発した。列車の運転士は、速度約95㎞/h で力行運転中、前方(前後左右は列車進行方向を基準とする。)約15mの原踏切道に右から進入してくる小型乗用自動車を認めたため、直ちに非常ブレーキを使用するとともに気笛を吹鳴したが間に合わず、列車は小型乗用自動車に衝突し、踏切道から約280m行き過ぎて停止した。 列車には、乗客約100名及び乗務員2名が乗車しており、そのうち乗客1名が負傷し、小型乗用自動車には、運転者のみが乗車しており運転者は死亡した。また、線路外に飛散した道床砕石により線路沿いの道路付近にいた公衆7名が負傷した。 なお、列車は、1両目(車両は前から数える。)の床下機器等が損傷したが、脱線はしなかった。小型乗用自動車は大破したが、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、本件踏切の警報機が鳴動し遮断かんにより遮断されていたにもかかわらず、乗用車が本件踏切に進入したため、本件列車と乗用車とが衝突したことによるものと推定される。 また、本事故により、本件列車に線路上を押された乗用車が道床砕石を飛散させたため、この砕石によって線路沿いの道路付近にいた公衆が負傷したものと推定される。 |
死傷者数 | 死亡:1名(小型乗用自動車運転者)、負傷:8名(乗客1名、公衆7名) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |