報告書番号 | RA2007-7-1 |
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発生年月日 | 2007年03月12日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 上信線 赤津信号所~下仁田駅間[群馬県甘楽郡下仁田町] |
事業者区分 | 中小民鉄 |
事業者名 | 上信電鉄株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 群馬県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2007年10月26日 |
概要 | 上信電鉄株式会社の上信線高崎駅発下仁田駅行き3両編成(機関車2両及び貨車1両)の下り第601列車は、平成19年3月12日(月)、赤津信号所を定刻(11時17分)に出発した。列車の運転士は、途中の半径160mの右曲線を速度約28㎞/hの惰行運転で通過した後に力行運転に切り換え、速度約38㎞/hで走行中に異常を感じたため非常ブレーキを使用して列車を停止させた。停止後に確認したところ、2両目機関車(車両は前から数え、前後左右は列車の進行方向を基準とする。)の前台車第1軸が左に脱線していた。 列車には運転士及び補助員の2名が乗車していたが、死傷者はなかった。 列車は、2両目機関車前台車のギアケース等が損傷した。 |
原因 | 本事故は、右円曲線終端に接続する緩和曲線において、本件列車の各台車第1軸左車輪に横圧が生じるとともに、構造的な平面性変位により同車輪の輪重が減少しているところに、列車荷重によって大きなレール沈下が生じたことから平面性変位が大きくなり、同車輪の輪重がさらに減少したため、本件列車の2両目機関車前台車第1軸左車輪が左レールに乗り上がって脱線したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |