報告書番号 | RI2007-2-2 |
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発生年月日 | 2006年10月07日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 土讃線 讃岐財田駅~坪尻駅間[香川県三豊市] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 四国旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 車両障害 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 香川県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2007年09月28日 |
概要 | 岡山駅発中村駅行き下り第49D列車(特急「南風19号」3両編成)は、平成18年10月7日(土)、土讃線琴平(ことひら)駅を定刻17時46分に出発し、猪鼻(いのはな)トンネル内において速度約120km/hで力行運転中、3両目(車両は前から数え、前後左右は進行方向を基準とする。)左側後部の旅客用乗降口扉が開いたため、非常ブレーキを使用して停止した。その後、列車は阿波池田駅まで徐行運転を行い、同駅で運転を打ち切り乗客を降車させた。 なお、当該列車には約100名の乗客が乗車していたが、同扉が開いたことによる乗客の負傷等はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、ガイドローラー取付ナットが本件ドアの開閉時に発生する回転力及び走行時の振動により緩んで脱落したため、本件ドアの戸尻側(進行方向前側)のガイドローラー受けがガイドローラーボルトから外れ、本件ドアが少し開き、走行に伴う風圧によってさらに大きく開いて、トンネル内壁に接触したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |