報告書番号 | RA2007-5-1 |
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発生年月日 | 2006年03月18日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 日豊線 土々呂駅~旭ヶ丘駅間[宮崎県延岡市]伊形踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 九州旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 負傷 |
都道府県 | 宮崎県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2007年08月31日 |
概要 | 九州旅客鉄道株式会社の日豊線宮崎駅発延岡駅行き2両編成の上り普通電第760M列車は、平成18年3月18日(土)、ワンマン運転で土々呂駅を定刻(23時22分)より6分遅れて出発した。列車の運転士は、速度約78Km/hまで加速した後、惰行運転中、伊形踏切道付近に黒っぽい小型乗用自動車を発見し、非常ブレーキを使用したが間に合わず衝突した。列車は1両目(車両は前から数え、前後左右は進行方向基準とする。)の全4軸が左へ脱線し、同踏切から約43m行き過ぎて停止した。 列車には、乗客12名及び運転士1名が乗車していたが、死傷者はなかった。小型乗用自動車には運転者及び同乗者2名が乗車していたが、運転者は事故から20日後の4月7に死亡した。同乗者2名は軽傷を負った。 列車は、1両目の車体前面、1両目と2両目の車体側面及び床下機器等が損傷した。小型乗用自動車は大破したが、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、乗用車が本件踏切から線路内に進入し、本件踏切に戻って線路外に出ようとしたが、本件踏切に戻ることができずに線路内にとどまっていたため、本件列車がこれと衝突し、脱線したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | 負傷:3名(小型乗用自動車運転者及び同乗者2名)(小型乗用自動車運転者は事故後意識不明の状態のまま20日後の4月7日に死亡) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
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備考 |