
| 報告書番号 | RA2006-4-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2005年07月11日 |
| 区分 | 鉄道 |
| 発生場所 | 長崎線 市布駅~肥前古賀駅間[長崎県長崎市] |
| 事業者区分 | JR |
| 事業者名 | 九州旅客鉄道株式会社 |
| 事故等種類 | 鉄道人身障害事故 |
| 踏切区分 | |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 都道府県 | 長崎県 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2006年09月06日 |
| 概要 | 九州旅客鉄道株式会社の博多発長崎行き4両編成の下り特急電第2003M列車は、平成17年7月11日(月)、諫早駅を定刻(9時23分)に出発した。 列車の車掌は、諫早駅を出発後、車内巡回と改札を行い乗務員室に戻った時、乗客から前方の車両で大きな音がした旨の通報を受け、急行したところ、3両目(車両は前から数え、前後左右は進行方向を基準とする。)左側中央部の窓ガラスが割れており、室内にガラス片が散乱していた。 列車には、乗客86名、乗務員2名及び客室乗務員1名が乗車していたが、このうち乗客6名が軽傷を負った。 列車は、3両目左側中央部の窓ガラスが破損し、車体左側面中央部の開口部に取り付けられていたふさぎ板が脱落していた。 |
| 原因 | 本事故は、本件列車の車体側面の旧空気吸い込み口に取り付けられていたふさぎ板が、取り付けに使用されていたリベットの破断により車体から脱落し、トンネル内を走行中の本件列車の窓ガラスに当たり、ガラスを破損させたため、ガラスの破片を受けた乗客が負傷したことによるものと推定される。 リベットが破断したのは、トンネル走行時の圧力変動等による繰り返し荷重によりリベットにき裂が生じ、進行したことによる可能性が考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:6名(乗客) |
| 勧告・意見(建議) | |
| 情報提供 | |
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| 備考 |