報告書番号 | RA2006-1-7 |
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発生年月日 | 2005年01月14日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 宗谷線 美深駅構内[北海道中川郡美深町] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 北海道旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車衝突事故 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 北海道 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2006年02月24日 |
概要 | 北海道旅客鉄道株式会社の宗谷線名寄駅発音威子府駅行き1両編成の下り普通気第4331D列車は、平成17年1月14日(金)、ワンマン運転で美深駅の1番線を定刻(14時53分)に出発した。列車の速度が約10km/hに達したころ、運転士は異音と車体の揺れを感知したため、直ちに非常ブレーキを使用し、列車は約7m走行して停止した。 普通列車は、右側(前後左右は普通列車の進行方向を基準とする。)に隣接する2番線に停車していた音威子府駅発名寄駅行き上り雪第362列車の除雪ヘッド側翼に接触した。 普通列車には乗客8名及び乗務員1名が、また除雪列車には乗務員2名が乗車していたが、死傷者はなかった。 普通列車は運転室の右側乗降口の手摺り及び前部右側面が損傷し、除雪列車は側翼の先端が損傷した |
原因 | 本事故は、本件側翼の清掃終了後に本務者が補助者に対して本件側翼を閉じる指示をしなかったこと及び補助者は側翼が開いた状態にあることを失念したことから、本件側翼が開かれたまま本件除雪列車が停車していたため、隣接線を走行してきた本件列車がこれに接触したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |