JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 RA2006-2-1
発生年月日 2004年12月24日
区分 鉄道
発生場所 江差線 茂辺地駅構内[北海道上磯郡上磯町(平成18年2月1日より北斗市)]茂辺地道路踏切道(第1種踏切道)
事業者区分 JR
事業者名 北海道旅客鉄道株式会社
事故等種類 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの)
踏切区分 第1種踏切道
人の死傷
都道府県 北海道
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2006年04月28日
概要  北海道旅客鉄道株式会社の函館駅発八戸駅行き8両編成の上り特急電第1030M列車は、平成16年12月24日(金)、茂辺地駅を定刻(17時09分)から約4分遅れて通過した。列車の運転士は、茂辺地道路踏切道の約100m手前で上り線左(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)レール付近の同踏切内に後部を残して停止している小型乗用自動車を発見し、直ちに非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は小型乗用自動車と衝突し、同踏切から約185m行き過ぎて停止した。
列車は3両目(車両は前から数える。)の前台車全2軸が左へ脱線した。
 列車には、乗客242名、運転士2名、車掌1名及び車内販売員1名が乗車していたが、死傷者はなかった。また、小型乗用自動車に死傷者はなかった。
 列車は、床下機器等が損傷した。また、小型乗用自動車は大破したが、火災は発生しなかった。
原因  本事故は、乗用車の運転者が本件踏切内に乗用車を進入させた後、遮断かんが降下したことから 本件踏切内に乗用車を停止させていたため、本件列車がこれと衝突し脱線したことによるものと推定される。
 なお、運転者が乗用車を本件踏切内に停止させていたのは、遮断かんを押して出られることを知らなかったことによるものと推定される。
死傷者数 なし
勧告・意見(建議)
情報提供
動画(MP4)
備考
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見(建議)欄に文言が表示されます。クリックすると、「勧告・意見」ページが表示されます。
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    なお、動画はWMV形式でデータ速度は1000kbpsです。