概要
| 報告書番号 | RA2005-2-5 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2004年09月02日 |
| 区分 | 鉄道 |
| 発生場所 | 武豊線 東成岩駅～武豊駅間［愛知県知多郡武豊町］衣浦踏切道（第1種踏切道） |
| 事業者区分 | JR |
| 事業者名 | 東海旅客鉄道株式会社 |
| 事故等種類 | 踏切障害事故 |
| 踏切区分 | 第1種踏切道 |
| 人の死傷 | 死亡：負傷 |
| 都道府県 | 愛知県 |
| 報告書（PDF） | 公表 |
| 公表年月日 | 2005年04月22日 |
| 概要 | 東海旅客鉄道株式会社の武豊線大府駅発武豊駅行き２両編成の下り普通第５７４Ｄ列車は、平成１６年９月２日（木）、東成岩駅を定刻（２３時１１分）に出発した。当該列車の運転士は、武豊駅の遠方信号機の減速信号現示を確認して減速し、速度５５～６０km/hで惰行運転中、前方の衣浦踏切道の左側（前後左右は列車の進行方向を基準とする。）より、踏切待ちのため停止している他の自動車を追い越して進入してくる軽貨物自動車を発見し、非常ブレーキを使用したが、間に合わず衝突し、本件踏切から約１３５ｍ行き過ぎて停止した。 列車には乗客８名と乗務員２名が乗車していたが、死傷者はいなかった。また、軽貨物自動車には定員４名のところに６名が乗車していたが、全員が車外に投げ出され、運転者を含む３名が死亡し、３名が重傷を負った。 列車は、先頭車両左前部が損傷したが、脱線はしなかった。軽貨物自動車は、列車と衝突して当該踏切道前方左側の踏切注意さくと同遮断かんに損傷を与えた後、道路の左端に大破して停止したが、火災の発生はなかった。 |
| 原因 | 本事故は、軽ワゴン車が、本件踏切の踏切警報機が鳴動し遮断かんが降下していたにもかかわらず、踏切待ちのため停止していた他の自動車を追い越し、本件列車の通過直前に本件踏切に進入したため、本件列車と衝突したことによるものと推定される。 |
| 死傷者数 | 死亡：3名（軽貨物自動車運転者及び同乗者2名）、負傷：3名（軽貨物自動車同乗者）<br> |
| 勧告・意見（建議） | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
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なお、動画はWMV形式でデータ速度は1000kbpsです。