
| 報告書番号 | RA2005-4-6 | 
|---|---|
| 発生年月日 | 2004年07月13日 | 
| 区分 | 鉄道 | 
| 発生場所 | 福武線 三十八社駅~浅水駅間[福井県福井市]森行踏切道(第1種踏切道) | 
| 事業者区分 | 中小民鉄 | 
| 事業者名 | 福井鉄道株式会社 | 
| 事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) | 
| 踏切区分 | 第1種踏切道 | 
| 人の死傷 | 負傷 | 
| 都道府県 | 福井県 | 
| 報告書(PDF) | 公表 | 
| 公表年月日 | 2005年12月16日 | 
| 概要 | 福井鉄道株式会社の福武線田原町駅発武生新駅行き1両編成の上り普通第2112列車は、平成16年7月13日(火)、ワンマン運転で浅水駅を定刻(21時40分)の2分遅れで出発した。列車の運転士は、速度約60km/hの惰行運転で森行踏切道を通過中、衝撃と後部(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)からの衝撃音を感知したため、直ちに非常ブレーキを使用し、列車は当該踏切道から約179m行き過ぎて停止した。 列車は後台車の全2軸が右へ脱線した。また、大破した小型乗用自動車が左側の踏切警報機付近にあった。 列車には、乗客35名及び運転士の計36名が乗車していたが、死傷者はいなかった。また、小型乗用自動車の運転者が軽傷を負った。 列車は左側床下機器等が損傷し、小型乗用自動車は前部が大破したが、火災の発生はなかった。 | 
| 原因 | 本事故は、乗用車の運転者が本件踏切の踏切警報機の鳴動に気付かず、また、遮断かんが降下していることに気付くのが遅れたことにより、本件列車が通過中の本件踏切内に乗用車を進入させ、乗用車が本件列車の左側面に衝突したため、本件列車が脱線したことによるものと推定される。 | 
| 死傷者数 | 負傷:1名(小型乗用自動車運転者) | 
| 勧告・意見(建議) | |
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| 備考 |