
| 報告書番号 | RA2005-4-2 | 
|---|---|
| 発生年月日 | 2004年06月22日 | 
| 区分 | 鉄道 | 
| 発生場所 | 大井川本線 抜里駅~家山駅間(単線)[静岡県榛原郡川根町] | 
| 事業者区分 | 中小民鉄 | 
| 事業者名 | 大井川鐵道株式会社 | 
| 事故等種類 | 列車脱線事故 | 
| 踏切区分 | |
| 人の死傷 | |
| 都道府県 | 静岡県 | 
| 報告書(PDF) | 公表 | 
| 公表年月日 | 2005年12月16日 | 
| 概要 | 大井川鐵道株式会社の大井川本線千頭駅発金谷駅行き2両編成の上り普通第18列車は、平成16年6月22日(火)、ワンマン運転で抜里駅を定刻(11時16分)より2分遅れて出発した。当該列車の運転士は、第4号獅子トンネル通過後、速度約40km/hで惰行運転中、列車の後部(前後左右は進行方向を基準とする。)に異音を感知したため、直ちに常用最大ブレーキを使用し、列車は約200m走行して停止した。 列車は、先頭車両の後台車第1軸の右車輪と後部車両の前台車第1軸右車輪及び第2軸左車輪並びに後台車第1軸右車輪及び第2軸左車輪が軌間内に脱線した。 列車には、乗客6名及び乗務員1名が乗車していたが、死傷者はいなかった。 | 
| 原因 | 本事故は、水はけが悪い曲線箇所でまくら木が腐朽したことにより、まくら木が犬くぎを十分に支持することができない状態であるにもかかわらず、軌道の定期検査の結果に基づく軌道整備を行っていなかったため、本件列車が曲線を通過した際の車輪の横圧により、軌間が拡大したことから、本件列車の車輪が軌間内に脱線したことによるものと推定される。 | 
| 死傷者数 | なし | 
| 勧告・意見(建議) | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |