報告書番号 | RA2004-5-1 |
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発生年月日 | 2003年11月21日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 富良野線 北美瑛駅~千代ヶ岡駅間[北海道旭川市]餌取農場踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 北海道旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | |
都道府県 | 北海道 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2004年10月29日 |
概要 | 北海道旅客鉄道株式会社の富良野線旭川駅発富良野駅行き2両編成の下り普気第735D列車は、平成15年11月21日(金)、ワンマン運転で千代ヶ岡駅を定刻(16時54分)より2分遅れで出発した。当該列車の運転士は、速度72km/hで力行運転中、16時57分ごろ、餌取農場踏切道の手前左側(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)に前部を軌道上に少し突き出して止まっている小型乗用自動車を当該踏切道の約105m手前で発見し、気笛を吹鳴するとともに非常ブレーキを使用したが間に合わず、小型乗用自動車と衝突した。列車は、先頭車両の後台車第1軸が左へ脱線し、当該踏切道から約98m行き過ぎて停止した。 列車には乗客111名及び運転士1名が乗車していたが、死傷者はいなかった。また、小型乗用自動車の運転者に死傷はなかった。 列車は、先頭車両の床下機器等が損傷した。一方、小型乗用自動車は前部が大破したが、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、乗用車が本件踏切の手前左側の側溝に落ち、前部を軌道上に突き出して停止していたため、本件列車が乗用車に衝突し、これにより落下した先頭車両の蓄電池箱に、同車両後台車第1軸の左側軸箱が乗り上げ、同軸が左へ脱線したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |