報告書番号 | 2002-3-2 |
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発生年月日 | 2002年02月19日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | ふるさと銀河線 上常呂駅~北光社駅間[北海道北見市]西6号線踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | 第三セクター |
事業者名 | 北海道ちほく高原鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | |
都道府県 | 北海道 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2002年08月30日 |
概要 | 北海道ちほく高原鉄道株式会社(以下「同社」という。)のふるさと銀河線置戸駅発北見駅行き第749D列車(1両編成、運転士1名、乗客4名、以下「本件列車」という。)は、平成14年2月19日(火)、速度約35km/hで力行走行中、14時42分ごろ、西6号線踏切道(以下「本件踏切」という。)に進入した。運転士は、本件踏切で異音と車体の揺れを感じたので、直ちに非常ブレーキを使用した。本件列車は、踏切道の北見方端部(以下「踏切端部」という。)を通過直後に前台車の2軸が進行方向右側に、後台車の2軸が進行方向左側に脱線し、踏切端部から約46m走行して停車した。 本件列車の乗客及び運転士に死傷はなかった。 |
原因 | 本事故は、本件列車が本件踏切を通過する際に、踏切のフランジウェー内の凍り付いた圧雪の上を走行し浮き上がりやすい状況にあったところへ、さらに踏切端部に吹き溜まった雪に車体の進行右側が先に衝撃したために脱線したことによるものと推定される。 本踏切端部に本件列車の脱線の要因となるような吹き溜まりが形成されたのは、事故当時の雪質、積雪状況、風、除雪状況、踏切と道路の交角等が関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |