報告書番号 | 2002-3-1 |
---|---|
発生年月日 | 2002年01月13日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 鹿児島線 古賀駅~筑前新宮駅間[福岡県糟屋郡新宮町]青柳踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | 貨物鉄道 |
事業者名 | 日本貨物鉄道株式会社 |
事故等種類 | 踏切障害事故 |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
都道府県 | 福岡県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2002年08月30日 |
概要 | 日本貨物鉃道株式会社(以下「JR貨物」という。)の新座貨物ターミナル駅発福岡貨物ターミナル駅行きコンテナ車23両編成の下り貨物第1061列車(以下「列車」という。)は、平成14年1月13日(日)、九州旅客鉃道株式会社(以下「JR九州」という。)鹿児島線の古賀駅を定刻に通過し、速度88km/hで惰行運転中、22時07分ごろ、青柳踏切道(以下「本件踏切」という。)に差しかかったところ、機関車左側に大きな衝撃を受けたため、直ちにTE装置のスイッチを押し、列車は本件踏切から289m行き過ぎて停止した。 停止後、列車の運転士(以下「運転士」という。)が調査したところ、機関車前部進行方向左側に普通自動車が引きずられて大破しているのを発見した。 普通自動車には5名が乗っており、1名が死亡、4名が重傷を負った。運転士に負傷はなかった。 普通自動車は大破し、列車は機関車のみが軽微な損傷を受けた。 |
原因 | 本事故は、普通自動車が、本件踏切の警報機及び遮断機が動作していたにもかかわらず、遮断かんを突破して本件踏切内に進入し、列車と衝突したことによるものと推定される。 運転者が本件踏切の警報機及び遮断機が動作していたことに気付かなかったのは、長時間に亘る飲食を伴う会合の後に運転したことが関与した可能性があるものと考えられる。 |
死傷者数 | 死亡:1名(普通自動車同乗者)、負傷:4名(普通自動車運転者及び同乗者3名) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |