報告書番号 | RA2018-2-1 |
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発生年月日 | 2017年03月02日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 東海道線 西岡崎駅~安城駅間(複線)[愛知県安城市]小薮踏切道(第1種踏切道:遮断機及び警報機あり) |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 東海旅客鉄道株式会社 (法人番号 3180001031569) |
事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
都道府県 | 愛知県 |
報告書(PDF) | 公表/説明資料 |
公表年月日 | 2018年02月22日 |
概要 | 東海旅客鉄道株式会社の東海道線豊橋駅発岐阜駅行きの下り普通第101F列車の運転士は、平成29年3月2日(木)、西岡崎駅~安城駅間を速度約120㎞/hで走行中、小薮踏切道(第1種踏切道)に進入してきた自動車を認め、直ちに非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は自動車と衝突し、1両目(以下、車両は前から数え、前後左右は列車の進行方向を基準とする。)前台車の全2軸が線路の右側に脱線した。 自動車は、列車及び線路沿線に建植されていた電柱等に衝突した後、大破・炎上した。 この事故により、自動車の運転者が死亡し、列車の乗客3名が負傷した。 |
原因 | 本事故は、第1種踏切道である小薮踏切道を列車が通過する直前の状況において、列車が、遮断動作を完了している同踏切道内に進入してきた自動車と衝突し、列車の1両目前面左側下部が右方向の力を受けたため、右側に脱線したものと考えられる。 列車の1両目前面左側下部が右方向の力を受けたことについては、踏切内で列車と衝突した自動車が、列車の左側に建植されていた電柱と列車の間を押しつぶされるような形で通過したために生じたものと考えられる。 遮断動作が完了している同踏切道内に自動車が進入したことについては、自動車の運転者が死亡していることから、その理由を明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | 死亡:1名(自動車運転者)、負傷:3名(乗客) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |