
| 報告書番号 | RA2016-1-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2015年01月25日 |
| 区分 | 鉄道 |
| 発生場所 | 米坂線 羽前沼沢駅~手ノ子駅間(単線)[山形県西置賜郡飯豊町] |
| 事業者区分 | JR |
| 事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
| 事故等種類 | 列車脱線事故 |
| 踏切区分 | |
| 人の死傷 | |
| 都道府県 | 山形県 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2016年01月28日 |
| 概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の米坂線坂町駅発米沢駅行き2両編成の上り普通第1134D列車は、平成27年1月25日(日)、ワンマン運転で羽前沼沢駅を定刻(18時07分)に出発した。 列車の運転士は、羽前沼沢駅~手ノ子駅間を運転中、宇津トンネルを出たところで、線路上に堆積した雪を認めたため、非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車がこれに乗り上げて1両目前台車(車両は前から数え、前後左右は列車の進行方向を基準とする。)の全2軸が右側へ脱線した。 列車には乗客6名、運転士1名が乗車していたが、死傷者はいなかった。 |
| 原因 | 本事故は、線路左側の切土斜面の雪が線路内に流入したため、線路上に堆積した雪に列車が衝撃し、乗り上げて脱線したことにより発生したものと推定される。 雪が線路内に流入したことについては、本事故の前々日から夜間の冷え込みが緩み、前日から好天で日中の気温が上昇し、斜面の雪が溶けやすい状況にあったことにより全層雪崩が発生した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見(建議) | |
| 情報提供 | |
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| 備考 |