報告書番号 | RA2014-5-1 |
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発生年月日 | 2013年07月31日 |
区分 | 軌道 |
発生場所 | 大浦支線 築町停留場~市民病院前停留場間[長崎県長崎市] |
事業者区分 | 中小民鉄 |
事業者名 | 長崎電気軌道株式会社 |
事故等種類 | 車両脱線事故(道路障害に伴うもの) |
踏切区分 | |
人の死傷 | 負傷 |
都道府県 | 長崎県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2014年05月30日 |
概要 | 長崎電気軌道株式会社の蛍茶屋停留場発石橋停留場行き1両編成の第5001号車は、平成25年7月31日(水)、ワンマン運転で蛍茶屋停留場を14時41分ごろ出発した。第5001号車の運転士は、築町停留場から市民病院前停留場に向け速度約21km/hで力行運転中、前方(前後左右は電車の進行方向を基準とする。)の交差点において、右折しようと軌道敷内に左から進入してくる事業用普通乗合自動車(路線バス)を認めたため、直ちに気笛を吹鳴するとともに非常ブレーキを使用したが、第5001号車は事業用普通乗合自動車と衝突し、右へ脱線して停止した。 第5001号車には乗客約60名及び乗務員1名が乗車しており、このうち乗客11名が負傷した。また、事業用普通乗合自動車には乗客6名及び乗務員1名が乗車しており、このうち乗客5名が負傷した。 第5001号車は前面右側が損傷し、事業用普通乗合自動車は車体右側面が損傷したが、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、軌道敷がある交差点において、その付近に停車しているバスによって見通しが良くない状況で、バス運転者が、軌道敷を横断してバスを右折させようとした際、交差点に進行してくる電車を十分に確認せずバスを交差点内に進入させて電車の進行を妨げる状況になったため、電車の運転士がバスを認めて直ちに非常ブレーキを使用したものの間に合わずバスに衝突し、前台車第1軸が右へ脱線したものと考えられる。 |
死傷者数 | 負傷:16名(乗客11名及び事業用普通乗合自動車(バス)乗客5名) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |