
| 報告書番号 | RA2013-6-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2012年06月25日 |
| 区分 | 鉄道 |
| 発生場所 | 予讃線 高野川駅~伊予上灘駅間(単線)[愛媛県伊予市] |
| 事業者区分 | JR |
| 事業者名 | 四国旅客鉄道株式会社 |
| 事故等種類 | 列車脱線事故 |
| 踏切区分 | |
| 人の死傷 | |
| 都道府県 | 愛媛県 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2013年07月26日 |
| 概要 | 四国旅客鉄道株式会社の予讃線松山駅発伊予長浜駅行き1両編成の下り回送第4911D列車は、平成24年6月25日(月)、松山駅を定刻(4時57分)に出発した。 列車の運転士は、高野川駅~伊予上灘駅間を走行中、線路を支障する電柱及び土砂を認め、直ちに非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は土砂等の混じった岩塊に乗り上げて全4軸が脱線し、停止した。 列車には、運転士1名が乗車していたが、負傷はなかった。車両は、前端(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)の床下機器等が損傷した。 |
| 原因 | 本事故は、線路左側の切土斜面の一部が崩壊して、落石防護網の耐荷重を超える大量の岩塊等が軌道内に流入し堆積したため、列車がこれに乗り上げて脱線したことにより発生したものと推定される。 斜面が崩壊したのは、斜面を構成し、節理を有する岩盤が、経年による風化の進行により変状して安定性を失い、岩盤崩壊に至ったものと推定される。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見(建議) | |
| 情報提供 | |
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| 備考 |