JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 RA2012-6-3
発生年月日 2012年02月04日
区分 軌道
発生場所 大浦支線 大浦海岸通り停留場~市民病院前停留場間[長崎県長崎市]
事業者区分 中小民鉄
事業者 長崎電気軌道株式会社
事故等種類 道路障害事故
踏切区分
人の死傷 負傷
都道府県 長崎県
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年08月31日
概要  長崎電気軌道株式会社の石橋停留場発蛍茶屋停留場行き1両編成の第302号車は、 平成24年2月4日、大浦海岸通り停留場を20時55分ごろ出発した。運転士は速度約33km/h で力行運転中、大浦海岸通り停留場~市民病院前停留場間にある交差点の進行方向左側(前後左右は進行方向を基準とする。)の軌道敷内に、車体後部右側を残して停車している小型乗用自動車を認めたため、警笛を吹鳴するとともに非常ブレーキを使用したが衝突し、衝突位置から約16.7m行き過ぎて停止した。この衝突により小型乗用自動車は押し出され、前に停車中の小型乗用自動車に衝突した。
 第302号車には、乗客約35名及び運転士1名が乗車しており、このうち乗客5名が負傷した。電車と衝突した小型乗用自動車には2名、前の小型乗用自動車には3名乗車しており、5名全員が負傷した。
 なお、第302号車は前部左側下部が損傷し、2台の小型乗用自動車も損傷した。
原因  本事故は、小型乗用自動車が車体後部を軌道敷内に残した状態で停車していたため、同自動車を認めた電車の運転士が非常ブレーキを使用したものの、同自動車の手前に止まり切れずに衝突したことにより発生したものと考えられる。
 同自動車が車体後部を軌道敷内に残した状態で停車していたのは、同自動車が国道499号線に進入したものの、車線が渋滞していたため前に進めず、車体後部を軌道敷外に出すことができなかったことによるものと考えられる。
 同電車が同自動車に衝突したのは、同電車の運転士が同自動車を認めた位置が、衝突位置の約21m手前であったため、同電車の減速度では手前に停止できなかったことによるものと考えられる。
死傷者数 負傷10名(乗客5名、小型乗用自動車運転者及び同乗者1名、前の小型乗用自動車運転者及び同乗者2名)
勧告・意見(建議)
情報提供
動画(MP4)
備考
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見(建議)欄に文言が表示されます。クリックすると、「勧告・意見」ページが表示されます。
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    なお、動画はWMV形式でデータ速度は1000kbpsです。