報告書番号 | RA2013-8-4 |
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発生年月日 | 2011年11月29日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 北陸線 加賀温泉駅~大聖寺駅間(複線)[石川県加賀市]新菅波踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 西日本旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | |
都道府県 | 石川県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2013年09月27日 |
概要 | 西日本旅客鉄道株式会社の北陸線富山駅発大阪駅行き9両編成の上り特急第4002M列車(サンダーバード2号)は、平成23年11月29日(火)、加賀温泉駅を定刻(6時04分)に通過した。 列車の運転士は、直線区間を減速運転中、新菅波踏切道に普通乗用自動車を認め、直ちに非常ブレーキを使用し、気笛を吹鳴したが間に合わず、列車は普通乗用自動車と衝突し、同踏切道から約300m行き過ぎて停止した。 列車は、1両目前頭下部(車両は前から数え、前後左右は列車の進行方向を基準とする。)が破損し、前台車第1軸が左側へ脱線した。また、普通乗用自動車は大破したが、火災の発生はなかった。 列車には、乗客約90名、運転士1名及び車掌2名、客室乗務員1名が乗車していたが、死傷者はいなかった。普通乗用自動車には運転者のみが乗車していたが、車外に出ていたため無事であった。 |
原因 | 本事故は、本件踏切が交通規制により通行止めになっているにもかかわらず、本件運転者が本件踏切手前に建植されている通行止標識を見落として踏切に進入し、本件自動車が踏切道から落輪したまま停滞していたため、本件列車と本件自動車が衝突し、その後、本件列車が本件自動車を前面下部に巻き込んで走行したことにより、第1軸の車輪が浮き上がって、停止までの間にレールを乗り越えて脱線したものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |