報告書番号 | RA2012-1-1 |
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発生年月日 | 2010年12月17日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 大鰐線 石川プール前駅~石川駅間(単線)[青森県弘前市]石川家岸踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | 中小民鉄 |
事業者名 | 弘南鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 負傷 |
都道府県 | 青森県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2012年01月27日 |
概要 | 弘南鉄道株式会社の大鰐線大鰐駅発中央弘前駅行き2両編成の下り第13列車は、平成22年12月17日(金)、石川プール前駅を定刻の9時56分に出発した。 列車の運転士は平川橋りょう上を40~45㎞/hの速度で惰行運転中、前方(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)の石川家岸踏切道内に右側から進入しようとする軽乗用車を認めたため、直ちに気笛を吹鳴するとともに非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は軽乗用車に衝突し同踏切道から約72m行き過ぎて停止した。 列車は先頭車両の前台車第1軸が右へ脱線した。 列車には乗客26名及び乗務員2名(運転士1名及び客室案内係1名)が乗車しており、このうち乗客1名及び客室案内係1名が負傷した。軽乗用車には運転者のみが乗車しており、運転者は負傷した。 列車は先頭車両の前面及び側面等を損傷した。軽乗用車は大破したが火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、本件踏切の踏切保安装置が正常に動作し、遮断かんが降下していたにもかかわらず、本件列車の通過直前に本件自動車が本件踏切に進入したため、本件運転士により非常ブレーキが使用されたものの、本件列車がこれと衝突して脱線したものと推定される。 |
死傷者数 | 負傷:3名(乗客1名、客室案内係1名及び軽乗用車運転者) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
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備考 |