報告書番号 | RI2009-1-1 |
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発生年月日 | 2008年09月13日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 高徳線 池谷駅構内[徳島県鳴門市] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 四国旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 車両障害 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 徳島県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2009年01月30日 |
概要 | 四国旅客鉄道株式会社の鳴門駅発徳島駅行き2両編成の下り普通第961D列車は、平成20年9月13日(土)11時04分ごろ、池谷駅を定刻に出発したが、後部車両(前後左右は、列車の進行方向を基準とする。)の右側後部の側引戸が閉まらない状態で次の勝瑞(しょうずい)駅まで運行した。 列車には、乗客約60名が乗車していたが転落等死傷者はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、池谷駅で本件側引戸が閉まらなかったが、本件車掌の車側表示灯の滅灯確認と、本件運転士の戸閉め表示灯の点灯確認が十分ではなかったため、本件側引戸が閉まっていないことに気が付かずに本件列車が次の勝瑞駅まで運行したことによるものと考えられる。 池谷駅で本件側引戸が閉まらなかったことについては、本件側引戸下の踏み板がその下にある台枠鋼材の錆により浮き上がり、本件側引戸との隙間が狭くなったため、本件側引戸が閉扉した際に、全開から約10cm 閉じた位置で踏み板に引っかかったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |