報告書番号 | RA2007-8-2 |
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発生年月日 | 2007年01月15日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 日豊線 加治木駅~錦江駅間(単線)[鹿児島県姶良郡加治木町]竹下踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 九州旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 踏切障害事故 |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
都道府県 | 鹿児島県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2007年11月30日 |
概要 | 九州旅客鉄道株式会社の日豊線国分駅発鹿児島中央駅行き2両編成の下り普通電第6931M列車は、平成19年1月15日(月)、ワンマン運転で加治木駅を定刻(8時16分)に出発した。列車の運転士は、速度約68㎞/hで惰行運転中、竹下踏切道の約45m手前で右側(前後左右は列車の進行方向を基準とし、車両は前から数える。)から軽貨物自動車が踏切道に進入してくるのを認めたため、非常ブレーキを使用し気笛を吹鳴したが間に合わず衝突し、踏切道から約140m行き過ぎて停止した。 列車には、乗客約110名と運転士1名が乗車しており、乗客1名が負傷した。 軽貨物自動車には運転者のみが乗車しており、運転者は死亡した。また、軽貨物自動車が進入した方向の反対側で踏切待ちをしていた小型乗用自動車に軽貨物自動車が接触し、乗車していた3名が負傷した。これらにより合計5名が死傷した。 なお、列車は、1両目前部の床下機器が損傷したが脱線はしなかった。また、軽貨物自動車は大破したが、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、本件踏切の警報機が鳴動し遮断かんが降下していたにもかかわらず、軽トラックが本件踏切内に進入したため、本件列車が軽トラックに衝突したことによるものと推定される。 なお、本事故により、軽トラックが反対側の踏切停止線付近に停止していた乗用車に接触したため、この衝撃で乗用車に乗車していた者が負傷したものと推定される。 |
死傷者数 | 死亡:1名(軽貨物自動車運転者)、負傷:4名(乗客1名、小型乗用自動車運転者及び同乗者2名) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |