報告書番号 | RA2007-6-3 |
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発生年月日 | 2006年01月03日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 上越線 越後湯沢駅~石打駅間[新潟県南魚沼市] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 新潟県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2007年09月28日 |
概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の越後中里駅発長岡駅行き3両編成の下り普通第1739M列車は、平成18年1月3日(火)、越後湯沢駅を定刻(14時23分)より約2時間37分遅れて出発した。 走行中、下り勾配にもかかわらず、雪の影響で列車の速度が低下するため、運転士は、力行(りっこう)ノッチの入り切りを繰り返しながら運転していたところ、車輪が空転する音を聞くとともに、速度計が異常な速度を示すのを認めたため、力行ノッチを切り、常用ブレーキを使用し、本件列車を停止させた。 停止後、運転士が列車の前を見ると、列車の前方には雪が大量にあった。その後、除雪作業員が除雪をしたところ、1両目(車両は前から数え、前後左右は列車の進行方向を基準とする。)の前台車全2軸が右へ脱線していた。 列車には、乗客73名及び乗務員2名が乗車していたが、死傷者はなかった。 |
原因 | 本事故は、抱き込み雪が大量にあった本件列車の1両目前台車が、圧雪に乗り上げたため、本件列車が脱線したことによるものと推定される。 抱き込み雪が大量にあったのは、岩原スキー場前駅で持ち込み雪を除去した際、1両目第1軸から後方の抱き込み雪を除去しないまま事故現場付近の除雪が行われていない区間を走行したことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |