報告書番号 | RA2006-4-6 |
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発生年月日 | 2005年12月23日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 会津線 会津田島駅構内[福島県南会津郡田島町(平成18年3月20日より南会津町)] |
事業者区分 | 第三セクター |
事業者名 | 会津鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | 第3種踏切道 |
人の死傷 | |
都道府県 | 福島県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2006年09月06日 |
概要 | 会津鉄道株式会社の会津線会津高原駅発会津津田島駅行き2両編成の上り普通第534D列車は、平成17年12月23日(金)、ワンマン運転中で中荒井駅を定刻(20時03分)より14分遅れて出発した。列車の運転士は、丹藤街道踏切道を速度約10㎞/hで力行運転中、突然衝撃を感じたため非常ブレーキを使用し、列車は同踏切道を約11m行き過ぎて停止した。 停止後、指令に状況を連絡し、降車して車両の状態を確認したところ、1両目(車両は前から数え、前後左右は列車進行方向を基準とする。)の前台車全2軸が左へ脱線していた。 列車には乗客1名と運転士が乗車していたが、死傷者はなかった。 |
原因 | 本事故は、本件列車の車輪フランジが分岐器直後にある本件踏切のフランジウェー圧雪に乗り上げたため、1両目前台車全2軸が脱線したことによるものと推定される。 なお、フランジウェー圧雪が形成されたことについては、本件踏切の除雪が長時間行われていなかったこと、事故当日はほぼ終日降雪があったこと、本件踏切は自動車交通量が比較的多いこと、及び約13時間にわたり列車等が通過しなかったことにより、フランジウェー内の雪が踏み固められたため、気温が終日氷点下であったことも関与して氷のように硬くなったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |