報告書番号 | RA2007-4-2 |
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発生年月日 | 2005年08月06日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 後藤寺線 新飯塚駅構内[福岡県飯塚市] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 九州旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車衝突事故 |
踏切区分 | |
人の死傷 | 負傷 |
都道府県 | 福岡県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2007年07月27日 |
概要 | 九州旅客鉄道株式会社の筑豊線原田(はるだ)駅発新飯塚行き1両編成の上り回送気第6624D列車は11時50分ごろに新飯塚駅に到着した。運転士は、同列車に使用された車両を直方(のおがた)駅方にある引上線へ11時56分ごろに入線させ、留置した。 その後、同車両は、プラットホームに向かって下り勾配となっている引上線から逸走し、13時42分ごろ、同駅3番線で発車待ちをしていた田川後藤寺駅行き下り普通気第1555D列車に衝突した。 下り普通気第1555D列車には、乗客27名及び運転士1名の計28名が乗車しており、乗客には死傷はなかったが、この普通列車の運転士が負傷した。 |
原因 | 本事故は、車両留置の際、基準内の圧縮空気の漏れがあってもブレーキが緩まないよう使用することとされている直予備Bが使用されていなかったため、定圧空気タンクの空気配管接続部分からの基準内の圧縮空気漏れによりブレーキが緩み、下り勾配に留置されていた本件車両が動き出し、停車していた1555Dに衝突したものと推定される。 なお、直予備Bが使用されていなかったことについては、本件運転士が直予備Bスイッチを引き忘れたことによるものであるか、本件運転士以外の者が直予備Bスイッチを戻したことによるものであるかを明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | 負傷:1名(第1555D列車運転士) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |