報告書番号 | RA2006-4-1 |
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発生年月日 | 2005年03月01日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 五能線 板柳駅~鶴泊駅間(単線)[青森県北津軽郡板柳町] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | |
都道府県 | 青森県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2006年09月06日 |
概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の五能線弘前駅発鰺ヶ沢駅行き上り除雪列車第雪9042列車は、平成17年3月1日(火)、板柳駅を定刻(21時12分)より12分遅れて出発し、速度約20㎞/hで板柳駅の約400m先にある大釈迦道踏切道に差しかかった。列車の運転しは、その際、異音を感知するとともに、列車の前(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)が浮き上がるような感じがしたため、非常ブレーキを使用し、列車は踏切道から約30m走行して停止した。 停止後、輸送指令の指示により車両の状態を確認したところ、前部除雪ヘッドの全2軸が左へ脱線していた。 列車には、運転士1名及び保線係員2名の計3名が乗車していたが、死傷者はなかった。 |
原因 | 本事故は、床下に大量の雪を抱き込んだ本件列車の除雪ヘッドの車輪が本件踏切上の氷のように硬くなった雪に乗り上げたため、本件列車が脱線したことによるものと推定される。 なお、本件踏切上の雪が氷のように硬くなったことについては、本件踏切の除雪が長時間行われていなかったため、除雪後に積もった雪及び自動車により本件踏切上に持ち込まれた雪が自動車のタイヤで踏み固められ、さらに、気温が低かったことから、その雪が氷のように硬くなったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |