報告書番号 | RA2006-4-8 |
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発生年月日 | 2005年02月01日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 上越線 六日町駅構内[新潟県南魚沼市] |
事業者区分 | JR |
事業者名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 新潟県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2006年09月06日 |
概要 | 東日本旅客鉄道株式会社の越後湯沢駅発金沢行き9両編成の下り特急第1006M列車(はくたか6号)は、平成17年2月1日(火)、越後湯沢を定刻(10時31分)より55分遅れて出発し、六日町駅に定刻(10時45分)より58分遅れて、行き違いのため停止した。 その後、運転士は、列車を出発させようと力行ノッチを入れたが、列車は動かなかった。この際、車両モニターに6両目(車両は前から数え、前後左右は列車の進行方向を基準とする。)の異常が表示されたため、同車両の周辺を調査したところ、同車両の前台車全2軸が右へ脱線していた。 列車には、乗客約400名、乗務員等6名が乗車していたが、死傷者はなかった。 |
原因 | 本事故は、本件列車の台車下部に雪を大量に抱き込んだため、本件列車が脱線したことによるものと推定される。 本件列車が雪を大量に抱き込んだことについては、事故当日の強い雪により、下り線の線路上の積雪及び側雪が多くなっていたにもかかわらず、MRによる除雪が行われないまま、本件列車が走行したことによるものと考えられる。また、本件列車がはくたか3号として上越線の上り線及び北陸線等を走行した際に、雪を抱き込んだことも関与した可能性が考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |