
| 報告書番号 | RA2004-6-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2003年11月29日 |
| 区分 | 鉄道 |
| 発生場所 | 大月線(単線) 大月駅構内[山梨県大月市] |
| 事業者区分 | 中小民鉄 |
| 事業者名 | 富士急行株式会社 |
| 事故等種類 | 列車衝突事故 |
| 踏切区分 | |
| 人の死傷 | |
| 都道府県 | 山梨県 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2004年12月24日 |
| 概要 | 富士急行株式会社の大月線谷村町(やむらまち)駅発大月駅行き2両編成の上り回送第562列車は、大月駅2番線に留置してある車両(2両編成)の約1m手前の位置に留置するため、平成15年11月29日(土)、谷村町駅を定刻(23時28分)に出発した。運転士は、大月駅の場内信号機の手前で一旦停止後、同信号機に併設されている誘導信号機の2番線への誘導信号現示を確認し、駅構内に進入した。速度約15km/hでしばらく走行した後に、常用ブレーキを使用して徐々に減速した。2番線のプラットホーム端で、更に減速した後、惰行運転で留置してある車両に接近し、常用ブレーキを使用したものの、留置してある車両までに止まれないと感じ、非常ブレーキを使用したが間に合わず、衝突した。 留置してあった車両には、乗務員は乗車しておらず、当該列車には、運転士及び車掌が乗務していたが、死傷者はいなかった。 当該列車及び留置してあった車両の連結器等が損傷した。 |
| 原因 | 本事故は、運転士がブレーキを使用するのが遅れたため、留置車両に衝突したことによるものと推定される。 なお、ブレーキを使用するのが遅れたことについては、運転士が漫然と運転したことが関与したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見(建議) | |
| 情報提供 | |
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| 備考 |