報告書番号 | RI2004-1-1 |
---|---|
発生年月日 | 2003年11月04日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 鋼索線 公園上駅~中強羅駅間[神奈川県足柄下郡箱根町] |
事業者区分 | 中小民鉄 |
事業者名 | 箱根登山鉄道株式会社 |
事故等種類 | 車両障害 |
踏切区分 | |
人の死傷 | |
都道府県 | 神奈川県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2004年10月29日 |
概要 | 箱根登山鉄道株式会社の鋼索線強羅駅発早雲山駅行き2両編成の第2015列車は、平成15年11月4日(火)、強羅駅を定刻(9時35分)に出発した。その後、公園上駅を発車後、通常運転速度の11km/hで行き違い所を通過中、早雲山駅にある巻揚所のブレーキが自動的に動作し、約20m走行して停止した。 乗務員室内にある閉扉状態を示すランプが滅灯していたため、乗務員が点検したところ、先頭車両右側(前後左右は進行方向を基準とする。)の後方の扉が強羅駅方(山下側)へ全開していた。 列車には、乗客約80名及び乗務員1名が乗車していたが、死傷者はいなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、扉を鎖錠するラッチの掛かり具合の余裕が設計上少なく、また、ブラケットの取付穴を削り広げていたため、ラッチの掛かり具合が少なくなり、走行中の車体の動揺等により本件扉が動き、これに取り付けられているピンからラッチが外れ、自重により扉が開放したものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |