報告書番号 | RA2004-2-3 |
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発生年月日 | 2003年11月18日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 銚子電気鉄道線 観音駅~本銚子駅間[千葉県銚子市]観音踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | 中小民鉄 |
事業者名 | 銚子電気鉄道株式会社 |
事故等種類 | 列車脱線事故(踏切障害に伴うもの) |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | |
都道府県 | 千葉県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2004年04月30日 |
概要 | 銚子電気鉄道株式会社の銚子駅発外川駅行き1両編成の下り第71列車(ワンマン運転)は、平成15年11月18日(火)、観音駅を定刻(21時46分)に出発した。当該列車の運転士は、観音踏切道を速度約10km/hで力行運転中、左側(前後左右は列車の進行方向を基準とする。)から停止せずに当該踏切道に進入してくる普通乗用自動車を認めたため、非常ブレーキを使用したが間に合わず、列車は普通乗用自動車と衝突し、前台車の第1軸が左側に脱線した。 列車の乗客15名、運転士及び普通乗用自動車の運転者、同乗者1名に死傷者はいなかった。 列車は床下の空気配管等が損傷し、普通乗用自動車は前部が大破したが、火災の発生はなかった。 |
原因 | 本事故は、本件踏切の踏切警報機が鳴動し、踏切遮断かんが降下していることに乗用車の運転者が気付かずに、本件踏切に進入したため、本件列車と衝突し、本件列車が乗用車の前部を左側床下に巻き込み、脱線したことによるものと推定される。 なお、乗用車の運転者が、踏切警報機の鳴動と踏切遮断かんの降下に気付かずに本件踏切に進入したのは、飲酒後に運転したため注意力が低下し、本件踏切の前方にある交差点の交通信号機に気をとられていたこと、さらに携帯電話を操作していたことが関与していたものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |