
| 報告書番号 | RA2004-3-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2003年05月22日 |
| 区分 | 鉄道 |
| 発生場所 | 東海道線 東京貨物ターミナル駅構内[東京都品川区] |
| 事業者区分 | 貨物鉄道 |
| 事業者名 | 日本貨物鉄道株式会社 |
| 事故等種類 | 列車脱線事故 |
| 踏切区分 | |
| 人の死傷 | |
| 都道府県 | 東京都 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2004年06月25日 |
| 概要 | 日本貨物鉄道株式会社の鹿島サッカースタジアム駅発東京貨物ターミナル駅行き21両編成の上り高速貨第1094列車は、平成15年5月22日(木)、川崎貨物駅を定刻(19時01分)に通過した。当該列車は、東京貨物ターミナル駅の場内信号機を通過した後、速度約43km/hの惰行運転で着発5番線に進入する際、8両目(車両は機関車を含め前から数え、前後左右は進行方向を基準とする。)の前台車全2軸が2022号分岐器付近で左側に脱線した。当該列車は同分岐器後端より約252mの位置で停止し、7両目と脱線した8両目の間が約40m分離した。 当該列車には運転士1名のみが乗車していたが、負傷はなかった。 |
| 原因 | 本事故は、2018号分岐器からその分岐側後端に線路設備実施基準を満足させる間隔を有せずに設置された本件分岐器にかけて、それらの符号が互いに異なる通り変位と水準変位とが複合し、それが反復していたため、本件列車の8両目が積荷をほぼ満載して制限に近い速度で走行した際に、車体のローリングが徐々に増大し、本件分岐器の曲リードレール中の通り変位が極大となる位置付近において、脱線係数が限界値を超えて脱線したことによるものと推定される。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見(建議) | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |