報告書番号 | 2002-5-4 |
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発生年月日 | 2002年08月12日 |
区分 | 鉄道 |
発生場所 | 大阪線 川合高岡駅~伊勢石橋駅間[三重県一志郡一志町]伊勢石橋第4号踏切道(第1種踏切道) |
事業者区分 | 大手民鉄 |
事業者名 | 近畿日本鉄道株式会社 |
事故等種類 | 踏切障害事故 |
踏切区分 | 第1種踏切道 |
人の死傷 | 負傷 |
都道府県 | 三重県 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2002年12月27日 |
概要 | 近畿日本鉄道株式会社(以下「同社」という。)の伊勢中川駅発東青山駅行き2両編成の第2092列車(以下「本件列車」という。)は、平成14年8月12日(月)、大阪線の川合高岡駅を定刻に出発した。20時48分ごろ、本件列車の運転士(以下「運転士」という。)は、伊勢石橋第4号踏切道(以下「本件踏切」という。)を速度約45km/hの力行運転で通過中、本件列車の後方からの異音を感知したため、直ちに非常ブレーキを使用し、本件列車は本件踏切から約95m行き過ぎて停止した。 停止後、運転士が調査したところ、先頭車両の進行左側後部台車付近の衝突痕及び本件踏切付近で前部が大破している普通自動車を発見した。 普通自動車には5名が乗っており、1名が重傷、4名が軽傷を負った。12名の乗客、運転士及び車掌に負傷はなかった。 普通自動車は大破し、本件列車は軽微な損傷を受けた。 |
原因 | 本事故は、普通自動車が、本件踏切の警報機及び遮断機が動作していたにもかかわらず、降下している遮断かんを突破して本件踏切内に進入したため、通過中の本件列車と衝突したことによるものと推定される。 運転者が、本件踏切の警報機が動作していたことに気付かなかったこと及び遮断機が動作していたことに気付くのが遅れたことについては、考え事をしながら運転していたことが関与した可能性が考えられる。 |
死傷者数 | 負傷:5名(普通自動車運転者及び同乗者4名) |
勧告・意見(建議) | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |