報告書番号 | 98-1 |
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発生年月日 | 1996年10月11日 |
発生場所 | 南極昭和基地東方約24km |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
CONTROLLED FLIGHT INTO OR TOWARD TERRAIN |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | ピラタス PC-6/B2-H4 |
登録記号 | JA8228 |
運航者 | 国立極地研究所 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1998年01月30日 |
概要 | 文部省国立極地研究所所属ピラタス式PC-6/B2-H4型JA8228は、平成8年(西暦1996年)10月11日、氷状偵察等のため、南極の昭和基地の場外離着陸場を離陸して飛行中、07時21分協定世界時(現地時刻10時21分、以下時刻は協定世界時で記す。)ごろ、昭和基地の東方約24km地点付近において、左側メインスキーを雪面に接触させ、機体の一部を損傷した。その後同機は飛行を継続し、07時30分ごろ、同場外離着陸場に着陸した。 同機には、機長ほか同乗者2名計3名が搭乗していたが、死傷者はなかった。同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、雪面の起伏を視認しにくい気象状況下での飛行中、機長が、標高が高くなり、かつ地形が十分に把握されていない内陸側へ降下したため、機体を雪面に接触させたことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |