報告書番号 | 97-6 |
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発生年月日 | 1996年06月13日 |
発生場所 | 福岡県福岡空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
CABIN SAFETY EVENTS ABNORMAL RUNWAY CONTACT EVACUATION FIRE/SMOKE (POST-IMPACT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAKEOFF |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ダグラス DC-10-30 |
登録記号 | PK-GIE |
運航者 | ガルーダ・インドネシア航空 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1997年11月20日 |
概要 | ガルーダ・インドネシア航空所属ダグラス式DC-10-30型PK-GIEは、平成8年6月13日、同社の定期865便(福岡空港-バリ国際空港)として福岡空港滑走路16から離陸滑走中、離陸を中断し、オーバーランした。その後同機は、草地上を滑走し、12時08分(日本標準時:JST)ごろ、同空港滑走路34側末端から約320m離れた県道のコンクリート製の法面に、エンジン下部及びランディング・ギアを衝突させ、滑走路34側末端から約620m離れた騒音対策用の緩衝緑地内に擱座し、炎上した。 同機には、乗務員14名、通訳1名及び乗客260名(幼児1名を含む。)計275名が搭乗していたが、乗客3名が死亡し、乗客16名及び運航乗務員2名が重傷を負った。 同機は大破し、火災が発生した。 |
原因 | 本事故は、同機の速度がV1を大幅に超え、既に浮揚していたにもかかわらず、離陸が中断されたため、オーバーランし、擱座・炎上したことによるものである。 なお、この状況下において離陸を中断したことは、機長のエンジン故障の際の状況判断が的確でなかったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |