報告書番号 | 96-8 |
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発生年月日 | 1994年03月01日 |
発生場所 | 千葉県新東京国際空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
FIRE/SMOKE (NON-IMPACT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング 747-251B |
登録記号 | N637US |
運航者 | ノースウエスト航空 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1996年11月29日 |
概要 | ノースウエスト航空会社所属ボーイング式747-251B型N637USは、平成6年(1994年)3月1日、同社の定期18便として新東京国際空港に着陸し、着陸滑走中の04時38分協定世界時(日本標準時13時38分)ごろ、No.1エンジンの前部が主翼から脱落して垂れ下がるとともに、同エンジン後方付近に火災が発生した。 同機には乗組員18名及び乗客227名の計245名が搭乗していたが、死傷者はなかった。 |
原因 | 同機は、C点検時に、No.1ナセル・ストラットのダイアゴナル・ブレース後部ヒューズ・ピンのリテーナが取り外され、それが取付けられないまま運航に供され、その後の運航中にヒューズ・ピンが移動してダイアゴナル・ブレースが後部結合部で外れた。 本事故は、同機が、この状態で着陸滑走中にスラスト・リバーサを使用した際、アッパ・リンク前方ヒューズ・ピンが設計破断強度を越える荷重を受けて破断したため、No.1エンジンの前部が垂れ下がり、漏洩したオイル及び燃料による火災がナセル・ストラット後方部で発生したものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |