報告書番号 | 62-3 |
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発生年月日 | 1985年10月24日 |
発生場所 | 大阪府大阪国際空港 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
NAVIGATION ERRORS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAXI |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 大型機 |
型式 | 日本航空機製造 YS-11 日本航空機製造 YS-11 |
登録記号 | JA8707-JA8651 |
運航者 | 全日本空輸株式会社、東亜国内航空株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1987年07月24日 |
概要 | 全日本空輸株式会社所属日本航空機製造式YS-11型JA8707(以下「A機」という。)は、昭和60年10月24日17時34分ごろ大阪国際空港の誘導路A4上を滑走路に向け地上滑走中、同機の右主翼端が進行方向右側に停止中の東亜国内航空株式会社所属日本航空機製造式YS-11型JA8651(以下「B機」という。)の右主翼端に接触した。 A機には乗組員4名、乗客60名の計64名が、また、B機には乗組員4名、乗客64名の計68名が搭乗していたが、死傷者はなかった。 両機ともに右主翼端の一部を損傷したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故の原因は、夜間においてA機が誘導路上を走行中、A機の機長が進行方向右側C5上に停止待機中のB機機首との間隔から、このまま誘導路中心線沿いに進行すれば安全にB機の前を通過できると判断し、右主翼端の視認が困難な状況下で滑走を継続したことによるものと推定される。 なお、これにはB機が管制指示により停止していたC5上には停止位置標識もなく、また当時が日没後で周辺が暗かったためB機の機長が自機の右主翼端の位置を確認することができなかったことの関与が考えられる。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |