報告書番号 | 60-2 |
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発生年月日 | 1983年09月06日 |
発生場所 | 北海道滝川市 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | 富士重工 FA-200-160 |
登録記号 | JA3848 |
運航者 | 国際航空輸送株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1985年05月23日 |
概要 | 国際航空輸送株式会社所属富士重工式FA-200-160型JA3848は、昭和58年9月6日、操縦訓練のため礼文空港から札幌飛行場へ向けて飛行中エンジンが不調となり、15時37分ごろ北海道滝川市陸上自衛隊滝川駐屯地に不時着した。 同機には、教官及び操縦練習生3名が搭乗していたが、死傷者はなかった。 機体は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故の原因は、同機が飛行中、エンジンの№3シリンダ・エグゾースト・バルブが破損したため、飛行の継続に必要なエンジンが出力が得られず、不時着したことによるものと推定される。 なお、同エグゾースト・バルブが破損したのは、同バルブ駆動系のハイドロリック・タペット・ブランジャの劣化により圧着力が通常よりも過大となったこと、及びシリンダ頭部の過熱により強度が低下していたことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
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