JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 58-3
発生年月日 1982年02月09日
発生場所 東京都東京国際空港
航空機種類 飛行機
事故等種別の分類
(Occurrence Category)
LOSS OF CONTROL-INFLIGHT
ABRUPT MANEUVER
SECURITY RELATED
飛行の段階
(Phase of Flight)
APPROACH
人の死傷 死亡:負傷
航空機区分 大型機
型式 ダグラス DC-8-61
登録記号 JA8061
運航者 日本航空株式会社
事故等種類
報告書(PDF) 公表
公表年月日 1983年05月16日
概要 日本航空株式会社所属ダグラス式DC-8-61型JA8061は、昭和57年(1982年)2月9日、定期350便として福岡から東京(羽田)へ向けて飛行中、08時44分ごろ東京国際空港C滑走路33R進入端沖合の海面に墜落した。
同機には、乗組員8名、乗客166名、計174名が搭乗していたが、うち死亡24名(乗客24名)、重傷(注)95名(乗組員8名、乗客87名)、軽傷54名(乗客54名)であった。
(注)航空事故の発生後7日以内に病院に入院した者で、当該入院が48時間を超えることとなった者をいう(航空事故調査委員会運営規則第1条第3項)。
同機は、大破したが、火災は、発生しなかった。
原因 本事故の推定原因は、着陸進入中の低高度において、その必要がないのにもかかわらず、機長が操縦輪を押し込み、かつ、全エンジンのパワー・レバーをフォワード・アイドル位置まで引き戻し、その後更に第2及び第3エンジンのリバース・レバーをリバース・アイドル位置まで引いたことによるものと認められる。
なお、機長がかかる操作を行うに至った理由は、その精神的変調によるものと認められる。
死傷者数
勧告・意見
情報提供
動画(WMV)
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    なお、動画はWMV形式でデータ速度は1000kbpsです。