
| 報告書番号 | 56-3 |
|---|---|
| 発生年月日 | 1980年08月07日 |
| 発生場所 | 熊本県八代郡山江村 |
| 航空機種類 | |
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
| 飛行の段階 (Phase of Flight) |
MANEUVERING |
| 人の死傷 | |
| 航空機区分 | 回転翼機 |
| 型式 | アエロスパシアル SA360C |
| 登録記号 | JA9240 |
| 所属 | 西日本空輸株式会社 (法人番号 2290001009357) |
| 事故等種類 | |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 1981年06月24日 |
| 概要 | 西日本空輸株式会社所属アエロスパシアル式SA360型JA9240は、昭和55年8月7日08時41分ごろから、機長のみがとう乗して、熊本県八代郡坂本村川原谷の肥後峠場外離着陸場及び同郡山江村山口の鉄塔建設現場(170号及び171号)間において、物資輸送作業を開始した。 その後、同機は、11時20分ごろ171号鉄塔建設現場において、生コンクリートの荷卸作業中にエンジン出力が減少し、荷受け台上に落着し、中破したが火災は発生しなかった。 本事故による人員の死傷はなかった。 |
| 原因 | 本事故は、同機が生コンクリートを荷卸し中にエンジンの出力が減少して荷受け台上に落着し、機体を損傷したことによるものと推定される。 エンジンの出力の減少は、最大出力に近いエンジンの状態でのホバリングへの移行及びその後のホバリングにおいて、過大な出力要求が持続し、タービン入口温度が異常に上昇し、タービンブレードに不具合を生じたことによるものと推定される。 |
| 死傷者数 | |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(WMV) |